読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ほねにくのうわずみ

私(@honeniq)の個人ブログです。日々の生活の中で感じた諸々のことから、人様にお見せできるような上澄み部分を抽出して投稿しています。

SEIL/x86 on ALIX.2D13 インストールから初期設定まで

過去2記事に引き続いてALIX.2D13 + SEIL/x86です。
今回はインストールからルータとして使えるようになるまで。

iPhone対応リモートアクセスルータを安価で作ってみよう | honeniq.net
ALIX.2D13が届いたから組み立てたよ | honeniq.net

 

ほぼ下記記事の受け売りです。 非常に参考になりました。

お手軽にSEIL/x86を使うためalix2d13にインストールしてみた | ytsuboi's blog
ALIX.2D13 で SEIL/x86 を動かしてみた | あたがわの日記
SEIL/x86 をWatchGuard Fireboxに | やぶさめ

 

 

必要なもの


必須


Telnet/SSHだけ使うつもりならこれで足りるかも。

  • イーサネットポート付きのPC

  • 32MB以上のコンパクトフラッシュ

  • コンパクトフラッシュが読めるカードリーダー

  • SEIL/x86のファームウェア・起動キー・機能キー


 

お好みで


シリアルポートからの接続に使います。

  • USBシリアル変換ケーブル

  • クロスのシリアルケーブル(9ピンメス)

  • NetBSDの環境(仮想でもOK)


 

 

ファームウェア書き込み


SEIL/SMFコミュニティに登録して、SEIL/x86本体と起動キーをダウンロードしておきます。
今回はdiskimage形式を選択。

解凍すると「bootdisk.img」が入っていますので、ddコマンド等でコンパクトフラッシュに書き込んであげます。imgファイルが32,768KBなので、32MB以上のコンパクトフラッシュを用意しましょう。多分もうGB単位しか売ってないと思いますけど。

Windowsの場合はDDforWindowsが便利で安全です。GUIで楽ちん。

 

 

シリアルポートの有効化


シリアルポートが要らない場合は飛ばして下さい。

コンパクトフラッシュの直下に、シリアルポート利用の設定を書いた「boot.cfg」というファイルを置いておくと使えるようになります。問題はファイルシステム

SEIL/x86の正体はNetBSDです。UFSというファイルシステムをマウントして、読み書きまで出来る環境が必要です。WindowsもMacも扱えず、手元にあったUbuntuでも読み込みまでのサポートでした。

幸いNetBSDは超軽量なので、VMWare等で仮想環境を作ってしまうのが一番手っ取り早いです。そのまま立ち上げてもコンパクトフラッシュが見えないので、物理ディスクとして追加してあげましょう。

Windows版だとこんな感じ。

VMWare設定画面1

仮想マシンからコンパクトフラッシュが直接見えるようにしておけばOK。
PhysicalDriveの何番かは、「コンピュータの管理→記憶域→ディスクの管理」でそれっぽい容量のを探せば分かります。

 

VMWare設定2

物理ディスクを直接触りたいので一番下を選択。

 

あとは、NetBSDからコンパクトフラッシュをマウントしてファイルを追加します。

# mount /dev/sd0a /Mt
#  vi /mnt/boot.cfg

(boot.cfgの中身を書く)

# umount /mnt


boot.cfgの中身。ALIX.2D13のシリアルポートはcom0です。
console=com0
speed=38400

ディスク直下にboot.cfgのサンプルファイルもありますので、それを流用することもできます。

 

 

起動とキー登録


電源を入れると、シリアルポートが有効なら、BIOSNetBSDのブートプロセスが見えたあとにログインプロンプトが出ます。

Telnetの場合は、電源投入から1分ちょっと待ってから繋ぎに行きましょう。初期状態ではLAN0ポートのみ有効です。ALIX.2D13の場合はACコネクタの隣のポートがLAN0。IPアドレスは192.168.0.1/24が設定されています。

ユーザー名「admin」でログイン。初期状態はパスワード未設定です。

 

このままだと大半の機能が使えませんので、「起動キー」を登録します。

# install-key from stdin
please enter key data ("." for end of key data)
Starter(略)

.OK?[y/N]y

Startup Key:
Distribution ID : (略)
Memo : Distributed via SEIL Community Site.
Status : VALID and registered.


「install-key from stdin」で文字通り標準入力からキーを投入します。最後に「.」を打って入力完了。

「機能キー」を購入済みなら、そちらも同様に登録します。「機能キー」が無いと、「save-to」コマンドが使えないようです。つまり、コンフィグの保存が出来ない。

これで一通り使えるようになりました。

 

 

おまけ 初回起動時のコンフィグ


hostname ""
timezone "Japan"
environment login-timer 300
interface lan0 media auto
interface lan0 add 192.168.0.1/24
interface lan1 media auto
interface lan1 queue normal
interface lan2 media auto
interface pppoe0 over lan1
bridge disable
bridge ip-bridging on
bridge ipv6-bridging on
route dynamic rip disable
route dynamic ospf disable
route dynamic bgp disable
route dynamic redistribute static-to-rip disable
route dynamic redistribute static-to-ospf disable
route dynamic redistribute ospf-to-rip disable
route dynamic redistribute rip-to-ospf disable
route dynamic redistribute connected-to-rip enable
route dynamic redistribute connected-to-ospf enable
route dynamic pim-sparse disable
route6 dynamic ripng disable
route6 dynamic redistribute static-to-ripng disable
route6 dynamic redistribute connected-to-ripng enable
route6 dynamic pim-sparse disable
nat timeout 900
nat logging off
nat upnp off
nat upnp interface lan1
proxyarp disable
dhcp disable
dhcp mode server
dhcp6 client disable
dhcp6 client interface lan0
dns forwarder disable
ntp disable
cbq link-bandwidth 100Mbps
snmp disable
snmp community "public"
snmp trap disable
syslog debug-level off
syslog remote off
translator timeout 300
resolver disable
rtadvd disable
httpd disable
sshd hostkey rsa1 none
sshd hostkey rsa auto
sshd hostkey dsa auto
sshd disable
telnetd enable
remote-console disable
vendor OEM