Lily58 Proを半年ちょい使ってみた
これはキーボード #1 Advent Calendar 20195日目の記事です。
「作ってみた」系の記事は他の方がもりもり書いてくれると思うので、「使ってみた」系の記事にします。
僕の自作キーボード遍歴
- 自作以前 - Happy Hacking Keyboard Lite
- 2018年4月 - Nyquist
- 2018年9月 - Helix
- 2019年4月 - Lily58 Pro
現在は会社でLily58、自宅でHelixを使っています。
Lily58でここ半年ちょいくらい快適に仕事できているので、自宅用にもう1台追加で作ることを決心しました。
Lily58 Proとは
Columnar Staggered配置
Columnar Staggered配置というエルゴノミクス的キー配置の左右分割式自作キーボードです。
多くもなく、少なくもない「58」というキー数によってコンパクトかつ、実用的なキー数にすることができました。
自作キーボードでよくある格子配列から、縦方向にちょっとずつズラしたのが Columnar Staggered配置 です。
人間の指の長さって一定じゃないので、完全な格子配列だと辛いんですよね。(特に小指❗)
キーがほどほどに多い
多くもなく、少なくもない「58」というキー数によってコンパクトかつ、実用的なキー数にすることができました。
売り文句に↑のように書いてありますが、僕としても丁度いいキー数でした。
もう1段少ないキーボードだと数字の行が無くなるわけですが、そうなると数字キーを打つのにRAISE/LOWERとのコンビネーションを使うことになります。
僕は自席ではLily58・会議や外出のときはノートPCのキーボードを使うので、あまり使い勝手が変わらないこのキー数は使いやすかったです。
ソケット方式
Lily58は標準でソケット方式になっています。ハンダ無しで後からスイッチ交換が可能です。
実際にはキーを交換するようなことは無かったんですが、「いつでも交換できる」安心感は結構大きいです。
Lily58で試してみたこと
Nyquist→Helixと、キー数多めのキーボードからLily58に移行したので、減った分のキーをどうするかを考えました。
また、Lily58は親指で押しやすい位置にいくつかキーがあるので、これを目一杯活用する方向で試行錯誤しました。
RAISE+hjklでカーソル
Vimでカーソル移動するときのキーと合わせて、hjklを使うようにしています。
- RAISE+h : ←
- RAISE+j : ↓
- RAISE+k : ↑
- RAISE+l : →
RAISEは右手の親指で押すので、カーソル移動は右手だけで完結してて良い感じです。
親指Enter
右手側のスペースバーにあたる部分を、Enterキーとして使っています。右小指の負担が大幅減!
親指バックスペース
右手側の左から3つ目にバックスペースを設定しています。右小指の負担がさらに減!
親指を手のひら側に折りたたむようにして押すのでちょっと押しづらさというか、ミスりやすさはありますが、バックスペースは頻繁に押さない(ようにしたい)キーなので、まあ大丈夫です。
左右Altを手のひらで押す
最下段の両端を左右のAltキー(写真の赤いキー)に設定し、さらにKarabiner-Elementsで左AltにIMEオフ、右AltにIMEオンを設定しています。このキーを手のひら、ちょうど薬指の付け根あたりで押しています。
手のひらって指に比べると精度がめっちゃ悪いので「特定キーだけピンポイントで押す」ってのができないんですが、「端っこのキーを押す」ならどうにかなります。
Lilyは最下段だけキー2〜3個分少なく、「端っこ」キーが手のひらで押しやすいのも素敵な点です。
さいごに
Lily58 Proめっちゃいいので、皆も使おうよ!そんで知見を共有しましょう👍
僕のキーマップはこんな感じです。参考にして頂ければ幸いです。